POSにまつわるあれこれ
POS一口メモ

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「POS開発の余地」
「シニア割引」(満60歳以上の方限定) 
WIN POSは「年齢別貸出料金設定」も可能です。


ちなみに、ゲオサプライさんのRSSについては、既に対応しており実験済みです。 


WIN POSは「レンタル料金表」を2つ持っています。 

通常使う料金表と、「半額デー」などに使う料金表。 
(会員を3つに区分しておけば、区分毎の料金表もそれぞれ作れるので、正確には6つ作れます。) 

それらを切り替えて使います。 

それぞれ自由に書き換えることが出来るようになっています。 

もちろん、それが出来るのはパスワードを知っている特定の権限者に限ります。 

料金表も出来ればもう1〜2個欲しいかな? 


「レンタル業界も成熟期、、、」

レンタル用POSも行き着くところまで行き着いた。もうこれ以上改善するところはない、、、 
とおっしゃる方もいらっしゃいますが、 

まだまだ工夫の余地がありそうですね。 

売上アップのためのノウハウについても全て出尽くしたワケではなさそうです。 

表面的には分からない、 
水面下で密かに引き継がれているノウハウや数々の実験結果がお店の数だけあるんですよね。 



「POSが進化しないわけ」
あるPOS会社の人が言っていました。

「レンタルショップはPOSをレジ替わりに使っているだけ、、、
いろんな機能を付けても、誰も使わない。最初のうちだけしか、、、」

もちろん彼らも、これがいかに勿体ないことなのかを理解しています。

競合他社と差別化したいのですから、いろいろと開発してきました。

が、現実は、、、

というわけで、次第に開発意欲が削がれていったのでしょう。

それに伴い「POS活用法」についての探求も止まってしまいます。


「あるPOS会社の挑戦」
あるPOS会社では、
POSを導入したショップのデーターを毎週送ってもらい、
集計、分析をしてお店に還元していました。

(但し、アダルト・ビデオにつては、理想的なデーターにならなかったそうです。
各店の傾向があまりにバラバラなので、、、)

そこで必要と考えたのが、
集計結果や分析結果をコメントすることでした。

簡単な文章にまとめることによって、お店が活用しやすくしたかったんですね。

単なる集計されたデーターではなく、活用しやすい形にして、
つまり「情報」を提供したかったのです。

残念ながら、そのPOS会社内部には、コメントを書ける人材がいなかったため、
この試みは道半ばとなりました。


POS 一口メモ>
<1>「ポイント機能」
<2>「マルチ処理」
<3>「データーベース」
<4>「故障の対策」
<5>「日本語変換」
<6>「ジャン・コード、ISBNコード」
<7>「レンタル・ランキングを更に積極的に活用するには」
<8>「レンタル料金表」
<9>「テキスト・データー出力」
<10>「操作権限のレベル分け」
<11>「同じ商品を借りようとすると、、、」
<12> Windows XPへの「パスワード設定方法」
<13> 中高年層は「かな変換」で、若年層は「ローマ字変換」???
<14>年末、POSのメンテナンス
<15>内蔵ハードディスクをもう1個買っておいて、
<16>RSSやPPTなどを利用してる場合、
<17>ジャンル分け


「power win pos」
レンタルショップ用POSシステムは、ほぼ完成
現在マニュアル作成中です。

<1>「ポイント機能」

Win Posには「ポイント機能」を内蔵してあります。

ポイント累計をレシートに印字することもできますが、
モデル店では、主婦層や中高年層も多いため、
従来のアナログな「スタンプ・カード」を使っています。
しかも、スタンプ手押しです。

ところで、近所のコンビニやドラッグストアに行くと、
毎回「ポイントカードはお持ちですか?」と訊かれます。
「持ってません」と答えると、何事もなかったかのように精算するだけ、、、

なんで、ここで「お作りいたします」と言わないのだか???


POSのポイント管理機能は全く使わないと決めたわけではありません。
通常のスタンプ・カードとは別のサービスとして活かしたいと思います。



<2>「マルチ処理」

マルチ処理が出来ます。
一度に複数の会員の返却や貸出処理が出来ます。
しかし、モデル店では、「一画面一会員」を原則としているので、この機能は使っていません。
この機能を使うのは例外扱いです。



<3>「データーベース」
 データーベースは「4th Dimension」を使用しています。
「4th Dimention」 は、元々マッキントッシュ系のデーターベース・ソフトです。
 MACファンにはかなり認知度 の高い高機能ソフトです。

 このため、
 「ウインドウのサイズを自由に変更できない」
 「マウスのホイールは使えない」
 「右クリックでショートカット・メニューが出ない」
 「Enterキーと、Returnキーの使い分けが必要」など、

 若干MAC系ソフト特有の欠点(!?)があります。
 これらは、データーベース・ソフトのヴァージョン・アップに伴い
 解決されていくものと期待しています。



<4>「故障の対策」

POSに求めるもの、

「とにかく故障しないで、毎日安心して使えること!」ですよね。

でも、パソコン(機械)が故障する危険性は0にはなりません。

ですから、「予備のパソコン」を用意しておくに限ります!

どんなにメンテナンス、保守体制がしっかりしていても、
パソコンが1台しかない場合は、復旧するまでにそれ相応の時間がかかります。

その間、手書きで対応しなければなりません。
そして、POSが復旧した後は、手書きで対応した分を手入力しなければなりません。
手書きで対応する時間が短い方がいいに決まってますよね。

でしたら、予備のPOSです。



<5>「日本語変換」
win posはWindows XP対応ですから、
Windowsに組み込めるお好きな日本語変換(MS-IMEに限らずATOK、その他)が使えます。 

事前に、よく使うアーティスト名、監督名、近隣の住所 (新宿区百人町2丁目、、、)
などを単語登録しておくと重宝します。

住所については、
会員登録の際に「2丁目(半角数字)」「2丁目(全角数字)」「二丁目(漢数字)」、、、
のいずれかに統一しておくと便利です。

アーティスト表記も
「ボン・ジョヴィ」「ミラ・ジョヴォヴィッチ」など、「ビ」「ヴィ」などの使い分けなども統一

邦楽アーティストなどは、苗字の読みで変換するぐらいが便利です。
 あむろ → 安室奈美恵  こうだ → 倖田來未  うただ → 宇多田ヒカル

アルファベット表記のアーティスト名は、
 B → 「B'z」「BONNIE PINK」「the brilliant green」「BoA」「BUMP OF CHICKEN」

 S → 「Sowelu」「Soul Crusaders」「SOPHIA」「SMAP」



<6>「ジャンコード、ISBNコード」
win posは、商品に付いているジャン・コードや書籍類に印刷されているISBNコード
バーコードスキャナーで読み取るだけで、販売することができます。

但し、あとから、ジャンコードやISBNコードの内容(商品名や価格など)を入力しないと、
何が売れたのかを知ることはできません。

その商品が中古か新品かを区別したい場合は、
販売時にそれぞれチェック欄にチェックを入れる必要があります。



<7>「レンタル・ランキング」

基本的な使い方は、毎週、プリントアウトして、回転数をチェックし、
足りないものは追加フォロー、
不要なものは抜いて中古販売にまわします。

更に、一歩踏み込んで、
強化したいジャンルやテーマ毎に、作品を補充する。

補充した作品だけ、POSに“別コード”で登録しておき、毎週リストを出してチェックする。

つまり、仮説(○○のジャンルが伸ばせるのではないか?)を立てて、
POSで結果を検証する。
これを繰り返すことによって、より精度の高い品揃えが出来るようになります。

 「積極的にPOSを活用したいのであれば、先ずは仮説を立て、検証する。」

上記のように別コードで登録するためには、
POSにある程度の柔軟性と、登録コードの予備が必要です。



<8>「レンタル料金表」

「win pos」は、レンタル料金表を2個作ることができます。

例えば、1個は「通常レンタル料金表」、もう1個は「半額料金表」
切り替えは“ワン・クリック”で完了!

泊数設定は、当日返却から7泊8日まで1日刻みで設定できます。



<9>「テキスト・データー出力」

将来的に在庫データーを、
POSから安全な方法でネット上に公開し、販売できるように、
または、オークションに出品できるよう簡単に加工できるようにしたいと考えていますが、
オークションサイトの仕組みがどんどん変わるので難しいかも知れません。

win posのデーターはSYLK形式での出力ができるので、
Webサイト上のデーターベースに在庫データーを載せるのは可能です。


<10>「操作権限のレベル分け」

POSの操作権限をレベル分けして、
店長(権限者)にしか操作できない部分を設定することができます。
又、スタッフにより何らかの不正操作が行われた場合も、
記録が残り、後から解明できるようになっています。



<11>「同じ商品を借りようとすると、、、」

貸出処理の際、商品(DVD)のバーコードをスキャンすると、
以前にも同じものを借りていた場合、警告表示が出る。
それをお客様に伝えることにしたら、意外に反応が悪かった。
「大きなお世話だ」みたいな雰囲気だったので、次第に消極的になっていた。

しかし、次第にそのことが口コミで広がり、
「このDVD、前に借りてなかったよね?」
などとお客様の方から訊いてくるようになってきた。

但し、弱点もある。
以前ビデオで借りた作品と同じタイトルのDVDを持ってこられたら無理。
あくまでも同じ商品コードで登録した商品でないとダメなのである。

そのため、クレームになったこともある。

お客様のために良かれと思って始めたサービスが
クレームの種になるということもしばしば。
皮肉ですね。

完璧なサービスなんてありえないのだけどね。

延長料金を払うのは嫌だろうと、
延長が発生して2日目に電話連絡をしている。
(もちろん、お客様のために良かれと思って)

でも、文句を言うお客様がいる。

「なんで延長1日目に連絡くれないんだ?」とか、、、

いったい、いつ連絡すれば全員納得してもらえるのだか?



<12> Windows XPへの「パスワード設定方法」

スタート・ボタン → ファイル名を指定して実行 → syskeyと入力してリターン、、、設定する、、、

これで、パスワードを入力しないと、Windowsが立ち上がらないので、
パソコンが盗まれたとしても、一応は大丈夫。
但し、データーのバックアップは取っておくこと。
WindowsのCD-ROMはパソコンの近くに置いておかないこと。
あと、「このPCには、パスワードが設定してあります。」と
メモを貼っておこう。ドロボー向け(?)



<13> 中高年層は「かな変換」で、若年層は「ローマ字変換」???

私は「ローマ字変換派」なので、他の人のパソコンが「かな変換」になっていると
どうしようか悩んだりします。
「ローマ字変換」に切り替えて使ったあと、元に戻すのを忘れたりしたら迷惑になるでしょ。

そこで、POSの日本語変換を
「ローマ字変換」から「かな変換」へ簡単に切り替える方法

 [Alt]+[カタカナ/ひらがな/ローマ字]で切り替えると楽!
もとに戻すときも同じ。

[カタカナ/ひらがな/ローマ字]キーは、スペースキーの2つ右側


<14>年末、POSのメンテナンス 

出来れば、PC本体のフタを開けて、 
CPUファンあたりのホコリを掃除機で吸い取る、、、 
(静電気に注意!) 


<15>内蔵ハードディスクをもう1個買っておいて、 

WindowsやPOSのアプリなどをインストールしておく。 
(データーは外付けHDDにバックアップ。) 

ハードディスクがクラッシュしたら、即交換出来る、、、 


<16>RSSやPPTなどを利用してる場合、
ネットに接続するわけですから、 
やはり「セキュリティ・ソフト」は念のためインストールしておきましょう。 

ところで、Windowsを立ち上げたら、いきなりセキュリティソフトのアップデートが 
始まって、「再起動して下さい」という画面が現れたときの 
なんとも言えない悔しさがこみあげてくるのは何故でしょうね。 



<17>ジャンル分け 

毎週、お店のランキングリストをみていて気づくのは、 
時々、ジャンル区分コードの入力ミスがあることです。 
現場は一度入力したものを、後から見直すことがないようです。 
気をつけてくださいね! 



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◎でも、なんだかんだ言っても、かのプログラマー、
プログラミングに関しては天才的でした。

私たちの無謀な要求に、多少時間はかかっても
最後には何とかしてくれました。

あとで聞いてみたら、
お風呂に入りながら、あれこれ考えていて
突如ひらめいたりするのだそうです。

ありがとうございました。


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開発者(プログラマー)への質問

1) 開発者として、POSの売り、セールスポイントはどこでしょうか?

マルチウィンドウ・マルチタスク
 貸出・返却・登録業務が平行して処理できます。1台で数台分の仕事をこなせます。

たった数時間で使いこなせます。
 貸出・返却主要動作はすぐに使いこなせます。
 実例)70才近いオーナー単独店舗でも全て使いこなすのに1ヶ月かかりません。

セキュリティ機能
 情報漏洩を未然に防ぎます。


2) 4th Dimensionをデーターベースに使っている理由、メリットは何ですか?
他社はMSアクセスやファイルメーカーを使っていると思いますが、
4th Dimentionの優位性があれば教えて下さい。

データのメンテナンスと開発効率の良さが
4th Dimention(以降4Dと省略)にあるからです。

また、Accessやファイルメーカーですと
プログラムのバージョンアップをすることがとても困難です。
(データベースとプログラムが1つの書類で構成される。)

4Dはプログラムとデータベースが各々1つの書類に別れているので、
プログラムだけ入れ替える事が可能です。

また、Accessでは同じことをできなくはありませんが、
データベースはAccess、プログラムはVisual C(またはVisual BASIC)で開発する必要性があり、開発も容易ではありませ
ん。(かなり難しい)

4Dはプログラムの開発がしやすく設計されていますし、
4Dがバージョンアップされるたびに更に開発しやすくなっています。

4Dはデータベースの構造が変わったときは、プログラムを入れ替えるだけで
自動で古いデータベースの構造も変えてくれますが、

Accessは構造を変えるプログラムを作り
その変換作業も非常に時間かかります。

私はほとんど4Dで業務システムを作っていますが、
巷では4D使うのは結構難しいと言われてます。
(使えば使うほど手放せません)


3) 開発上、一番苦労した部分はどこでしょうか?
開発上、どこの部分に一番、気を使っていますか?

一番苦労した(する)部分は、あとから仕様が色々と変わってきていますので
一ヶ所を直すと違う場所に影響を与えかねないということでしょうか。

ですから、機能の修正をする場合は
いままでのプログラムに影響を与えないように
修正をしているところに気を使っています。

と、言うよりは極力むやみに仕様を変えないように心がけています。
(この機能は必要かを数日かけて考えるなど)


4) その他、特記事項があれば教えて下さい。
 (2)にもありますがWIN POSのバージョンアップのメンテナンス性
他社にはできないことだと思います。

モデル店様に何回もバージョンアップをお送りしていますが、
バージョンアップによるトラブルはかなり少ないと思います。






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